2023年度ホームカミングデイ開催報告

９月９日(土)、第45回武蔵高等学校ホームカミングデイが開催されました。
過去２年はCovid-19 の影響で講演会のみでしたが、今回は4年ぶりにフルプログラムとなりました。

朝はまだ霧雨が残りましたが、昼前には上がり、すべてスケジュール通りに行われました。
11時からの各部OB会および諸会合代表による意見交換会には26名が参加、同窓会活動のさらなる活性化に向けた話し合いがなされました。
14時30分より大講堂で開催された特別講演会演者には、大和総研理事長である元日本銀行副総裁の中曽宏氏(47期)をお迎えいたしました。演題は『日本経済試練の四半世紀―――「三理想」が支えた私の職業人人生』。

バブル崩壊に伴う1990年代の金融危機、さらに2008年のリーマン・ショックに始まる国際金融危機という日本経済の激震に、金融現場で闘い続けた中曽氏。その苦闘のリアルな姿から学ぶものは多くありました。
また、氏の根底にいまも流れている「三理想」への想い・母校愛は、卒業生のみならず現役生にも多くの共感を呼んでいました。
講演後の質疑応答では、中１の生徒の簡潔で正鵠を射た問いに、中曽氏もおどろかれ「たのもしい」と感心されました。

講演会には242名が来場。うち高中生徒・保護者は77名でした。
オンライン参加は95名でした。
なお、講演会は以下のリンクからYouTubeでご覧いただけます。

　→後日動画配信はこちらから【期間限定配信】

また、同日構内各所にて実施された各部交流会も、運動部を中心に活発に行われたということです。

16時30分からの懇親会には、26期の大先輩から大学生まで幅広い年代の127名が参加。中曽氏、杉山校長も出席されて歓談の輪が広がりました。
当日、会員のみなさまにご協力いただいた母校支援募金への寄付金額は計64,583円。内訳は、記念祭Tシャツ売り上げ　30,000円、母校支援寄付　34,583円でした。ありがとうございます。

なお、ホームカミングデイのスナップ写真を以下のリンクから閲覧できます。

→HCD写真集

以上